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Jリーグ 5年前

2004年Jリーグ。GK衝撃オウンゴール、15歳の怪物J1デビュー。日本代表はアジア連覇【Jリーグ平成全史(12)】

シリーズ:Jリーグ平成全史 text by 編集部 photo by Getty Images

ベストイレブン、個人賞

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新人王を獲得した森本貴幸【写真:Getty Images】

ベストイレブン
GK:土肥洋一(FC東京)
DF:田中マルクス闘莉王(浦和レッドダイヤモンズ)
DF:ドゥトラ(横浜F・マリノス)
DF:中澤佑二(横浜F・マリノス)
MF:小笠原満男(鹿島アントラーズ)
MF:長谷部誠(浦和レッドダイヤモンズ)
MF:奥大介(横浜F・マリノス)
MF:遠藤保仁(ガンバ大阪)
FW:エメルソン(浦和レッドダイヤモンズ)
FW:マルケス(名古屋グランパスエイト)
FW:大黒将志(ガンバ大阪)

 南雄太の台頭などもあり、2000年に柏レイソルからFC東京に活躍の場を求めた土肥洋一がベストイレブンに選出。着々と成長し、安定感溢れる働きで2004年のナビスコカップ制覇の原動力となった。

 長谷部誠も初選出。ボランチとして3列目からの攻撃参加で浦和のアクセントとなった。特に8月のジュビロ磐田戦では、センターサークルからドリブルを開始すると、スルスルと相手を抜き去ってゴールを決めるなどインパクトを残している。

個人賞
最優秀選手賞:中澤佑二(横浜F・マリノス)
得点王:エメルソン(浦和レッドダイヤモンズ)
新人王:森本貴幸(東京ヴェルディ1969)
最優秀監督賞:岡田武史(横浜F・マリノス)
優秀主審賞:吉田寿光
優秀副審賞:柴田正利
J1ベストピッチ賞:日本平スタジアム

 得点王は浦和のエメルソンが獲得し、新人王はもちろん怪物・森本貴幸が受賞している。そして、堅守の横浜FMで圧倒的な存在感を放った中澤佑二がMVPに輝いている。

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