2004年Jリーグ。GK衝撃オウンゴール、15歳の怪物J1デビュー。日本代表はアジア連覇【Jリーグ平成全史(12)】

2019年04月30日(火)7時00分配信

シリーズ:Jリーグ平成全史
text by 編集部 photo Getty Images
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この年、世の中では何が?

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U-23日本代表はアテネ五輪に出場した【写真:Getty Images】

 2004年はプロ野球界が大きく揺れた年だった。大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併取り沙汰され、2リーグ制から1リーグ制に移行しようという動きも出てきた。選手側はこれに猛反発。オーナー側との対立が深まっていった。選手会は「2リーグ12球団維持」を求め、9月18日と19日の2日間でストライキを決行した。日本プロ野球史上初の出来事だった。

 ライブドア、楽天というIT企業が新規参入に名乗りをあげ、楽天が承認された。1954年の高橋ユニオンズ以来50年ぶりに誕生した新規球団。東北楽天ゴールデンイーグルスがパ・リーグに所属することとなった。

 メジャーリーグではイチローがヒットを量産していた。このシーズンは、84年間破られることのなかったジョージ・シスラーのメジャー歴代シーズン最多安打記録(257安打)を更新。世界最高の安打製造機として歴史に名を残した。

 韓流ブームが起きたのもこの年。「冬のソナタ」が主婦層を中心に浸透。主演のペ・ヨンジュンは「ヨン様」と呼ばれ、爆発的な人気を誇った。

 アテネ五輪では金メダル16個、銀メダル9個、銅メダル12個を獲得。メダルラッシュに日本中が沸いた。平泳ぎで頂点に立った北島康介は「チョー気持ちいい」と喜びを表現。この年の新語流行語大賞の年間大賞を受賞している。

 また、体操男子団体も金メダルを獲得。NHK「アテネオリンピック中継」公式テーマソング『栄光の架橋』とかけた、「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!」という実況も話題となった。

 男子サッカーは「谷間の世代」と言われたメンバーが中心となった。1勝2敗でグループリーグ敗退となったが、奮闘した。この時、オーバーエイジで小野伸二と曽ヶ端準が参加。高原直泰も参加予定だったが、高原は肺動脈血栓塞栓が再発したため招集されなかった。

【了】

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