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日本代表 4年前

日本代表メンバーに推薦したい5人のJリーガー。E-1サッカー選手権で見てみたい実力者たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

常勝軍団のDF

犬飼智也
鹿島アントラーズの犬飼智也【写真:Getty Images】

DF:犬飼智也(いぬかい・ともや/鹿島アントラーズ)
生年月日:1993年5月12日(26歳)
身長/体重:182cm/77kg
今季リーグ戦成績:28試合出場/2得点2アシスト

 清水エスパルスでプロデビューを果たし、昨季に鹿島アントラーズにやってきたCB。2018シーズン序盤はDF植田直通、DF昌子源の鉄板コンビを前になかなか出場機会を得ることができなかったが、植田の移籍や昌子の負傷などの影響で出番を得ると、以降は主力に定着し、常勝軍団の新たな守備職人として活躍を果たした。今季も大岩剛監督の下でコンスタントに出場機会を得ており、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではチームのベスト8進出などに大きく貢献している。植田、昌子の抜けた穴を埋めたと言えるだろう。

 身長は182cmとDFの中ではそれほど大柄なタイプとは言えないが、抜群の空中戦の強さを兼ね備えており、セットプレー時には得点源になることもできる。もちろん、地上での対人戦にも強く、簡単に振り切られることがない。パスの精度も高く、最終ラインからのビルドアップでチームの攻撃をスタートさせることが可能だ。現在26歳と、今後のさらなる成長にも期待できる選手である。

 すでに森保ジャパン入りを経験しているDF畠中槙之輔やDF三浦弦太など強力なライバルがいるものの、今季の犬飼は彼らにも劣らぬ活躍を見せているのは明らかで、日本代表入りに対する期待感は高い。昌子や植田に続き、常勝軍団からまた新たなCBが飛躍を果たすかもしれない。

【了】

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