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Jリーグ 4年前

Jリーグ、移籍まとめ(3)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Wataru Funaki

日本へ戻ってきた韓国代表守護神

GKキム・スンギュ
【写真:Getty Images】

GK:キム・スンギュ(韓国代表)
生年月日:1990年9月30日(29歳)
昨季リーグ戦成績:12試合出場/19失点(ヴィッセル神戸)、16試合出場/21失点(蔚山現代)
移籍先:蔚山現代→柏レイソル

 驚異的な反射神経を武器にシュートストップを連発し、幾度となくチームをピンチから救い出すことができる韓国人GK。守備面での活躍はもちろんのこと、素早いスローイングや正確無比なキックでカウンターの起点にもなれるなど、攻撃面でも貢献できる選手だ。クラブチームのみならず韓国代表としても活躍しており、現在までに48試合出場を誇る。2018年に行われたロシアワールドカップメンバーにも選出されていた。

 そのキム・スンギュは2016年にヴィッセル神戸へ加入し、Jリーグ初参戦を果たしている。新天地1年目からレギュラーとして活躍した同選手は、ピッチの上で決定的なセービングを見せ続け、幾度となく救世主になるなど大きく躍動。日本の地でもその実力をフルに発揮し、不動の存在となっていた。しかし、昨季はクラブの不調とともに自身の出場機会も減少。チームの外国人枠の問題もあり、シーズン途中に蔚山現代に復帰していた。

 しかし今月10日、今季より明治安田生命J1リーグ復帰を果たしていた柏レイソルがキム・スンギュを完全移籍で獲得することを発表。韓国代表GKは約半年で再び日本の地でプレーすることになった。J1残留、そしてその先の上位進出を目指す柏にとって、J1リーグ通算107試合出場を誇る同選手の加入は大きな補強になったと言えるだろう。再びJリーグの舞台で躍動する姿を見たいところだ。

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