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Jリーグ 4年前

Jリーグ、移籍まとめ(3)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Wataru Funaki

最終ラインのドリブラー

山根視来
【写真:Getty Images】

DF:山根視来(やまね・みき)
生年月日:1993年12月22日(26歳)
昨季リーグ戦成績:31試合出場/2得点1アシスト
移籍先:湘南ベルマーレ→川崎フロンターレ

 桐蔭横浜大学卒業後、2016年に湘南ベルマーレに加入したDF。プロ1年目はリーグ戦で出場機会を得ることはできなかったが、翌2017シーズンは3バックの右CBにコンバートされ才能を開花させた。その後完全にレギュラーに定着した同選手は、攻守両面で絶大な存在感を放ち、2017シーズンにクラブのJ2優勝&J1昇格に貢献。翌2018シーズンはYBCルヴァンカップ優勝に尽力するなど、湘南の「顔」的な存在になっていた。昨季もリーグ戦で31試合に出場し、DFながら2得点1アシストの成績を収めている。

 大学時代までサイドアタッカーであった山根視来の特徴は、最終ラインから果敢に飛び出して仕掛けるドリブル。緩急を巧みに使い分けて次々と相手選手を剥がしていくことができ、狭いスペースにも躊躇することなく侵入していける技術を持っている。また、サイドバックとセンターバックの両方でプレーできる器用さも兼ね備えており、チーム戦術にも柔軟に対応できる。Jリーグの中でもタイプの少ないDFだと言えるだろう。

 その山根は昨年12月25日、湘南から川崎フロンターレに完全移籍することが正式に発表されている。新天地での背番号は湘南でも身に付けた13番に決定した。山根はプロ入り後、湘南以外のチームでプレーするのは初めてのことになるが、果たしてどのような活躍を見せるか。王座奪還を狙う川崎Fでのパフォーマンスに注目だ。

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