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Jリーグ 4年前

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シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

サガン鳥栖対清水エスパルス

0722TosuShimizu

注目カード(明治安田生命J1リーグ)
サガン鳥栖対清水エスパルス 7月22日 19:00

注目選手
FW:豊田陽平(鳥栖)
GK:梅田透吾(清水)

 5試合を終えて未だ勝利がないチームは3つ。今節では初勝利をめざしてサガン鳥栖と清水エスパルスが相まみえる。

 12失点で5連敗を喫している清水に対し、鳥栖はリーグ2位タイの4失点に抑えている。ただ、鳥栖は今季無得点で、昨季第31節を最後に8試合も得点から遠ざかっている。両者ともに未勝利だが、対照的な課題を抱えている。

 喉から手が出るほどゴールが欲しい鳥栖の注目はやはり前線の選手。豊田陽平の活躍に期待したい。

 リーグ戦再開後はウルグアイ人のレンゾ・ロペスが先発で起用されていたが、2試合続けてハーフタイムで交代。ここ2試合は豊田が先発で起用されているが、ゴールという結果には結び付いていない。J1通算98ゴールをマークする35歳のベテランFWには、チームの得点力不足を脱却する活躍を見せてほしい。

 一方で、5試合すべてで複数失点を喫している清水が初勝利を掴むためには、守備陣の奮起が不可欠。中でも注目はゴールマウスを守る梅田透吾だ。

 開幕戦でプレーした新加入のネト・ヴォルピが中断期間中に負傷で離脱。大久保択生や西部洋平といった実績十分なGKを差し置いて、リーグ再開後からは19歳の梅田が抜擢された。前節の2失点目では飛び出しに一瞬躊躇したところをヴィッセル神戸のドウグラスに突かれたが、そういった経験を活かすことができれば、清水にとっては大きな戦力アップにつながる。

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