ガンバ大阪は「足りないものは数えきれないくらいある」。現状を象徴する宇佐美貴史のプレーとは…【コラム】

2021年10月17日(Sun)13時30分配信

シリーズ:コラム
text by 元川悦子 photo Getty Images
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明治安田生命J1リーグ第32節、浦和レッズ対ガンバ大阪が16日に行われ、1-1の引き分けに終わった。J1残留を決められていないガンバは貴重な勝ち点1を獲得したが、課題は未だ解決されぬまま。「足りないものは数えきれないくらいある」という選手の言葉が、その実態を示しているのかもしれない。(取材・文:元川悦子)

J1残留が安泰とは言えないガンバ大阪

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【写真:Getty Images】

 2021年J1も終盤戦に突入。川崎フロンターレの2連覇が秒読み段階と目される中、残留争いの方もヒートアップしている。目下、降格ゾーンにいるのはベガルタ仙台、大分トリニータ、横浜FC、湘南ベルマーレの4チームだが、徳島ヴォルティスや清水エスパルスも安全圏とは言えない。

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 昨季2位で、今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも参戦したガンバ大阪もまだ安泰とは言えない状況だ。開幕直後の3月に新型コロナウイルスのクラスターが発生して活動休止に。その後は凄まじい超過密日程を強いられた。

 5月には宮本恒靖前監督が解任され、松波正信現監督が後を引き継いだが、急浮上とはいかなかった。5月末と7月末には2度の連勝があったものの、8月以降は再び負けが込み始め、31節終了時点で勝ち点33の14位に甘んじていた。

 直近の10月2日のコンサドーレ札幌戦は5失点を喫して大敗。この現状を踏まえ、指揮官はインターナショナルブレイク中に守備の修正に着手して、16日の浦和レッズ戦に合わせてきた。浦和とは松波監督就任初戦だった5月16日に対戦し、0-3で破れているだけに、彼自身も何とかリベンジを果たしたかったに違いない。

 昌子源、三浦弦太というDF陣の主軸が離脱中で、韓国代表から戻ったばかりキム・ヨングォンも先発を外れた中で、ボール支配に優れる相手をどう封じるのか。それがこの一戦の重要ポイントだった。ガンバの基本布陣は4-4-2。最終ラインは高尾瑠、佐藤瑶太、菅沼駿哉、藤春廣輝という並びでスタートした。

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