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日本代表 2年前

サッカー日本代表メンバーに推薦したいJリーグの実力者10人。日の丸を背負うに相応しい男たち【E-1サッカー選手権】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:藤井陽也(ふじい・はるや)

藤井陽也
【写真:Getty Images】


生年月日:2000年12月26日
所属クラブ:名古屋グランパス
2022リーグ戦成績:18試合0得点0アシスト

 名古屋グランパスの下部組織出身で、2019シーズンよりトップチーム昇格を果たした。しかし、1年目はJ1リーグ4試合、2年目はわずか同1試合の出場に留まるなど、なかなか日の目を浴びない。昨季はトップ昇格後最多のリーグ戦5試合に出場したが、合計プレータイムはたったの124分間だった。

 しかし、迎えた今季は光が差し込んでいる。新加入のブラジル人DFチアゴがフィットに時間を要する中、スタメンの座を確固たるものとし、ここまでリーグ戦18試合に出場しているのだ。今季の名古屋グランパスはなかなか上位進出へのキッカケを作れずモヤモヤした状態が続いているが、この男の台頭はそんな同クラブの数少ない希望となっている。

 身長187cm・体重79kgの体格を誇る若きDFは、空中戦に確かな自信を持っている。また名古屋で3バック中央を任されるようになってからより際立ったのはカバーリング能力の高さ。しっかりと集中力を維持し、ピンチの芽を摘むことができている。潰しに行く際の判断力やビルドアップ時の縦パスが少ないといった課題はあるものの、日本代表に呼んでも面白いのではないだろうか。

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