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日本代表 2年前

サッカー日本代表メンバーに推薦したいJリーグの実力者10人。日の丸を背負うに相応しい男たち【E-1サッカー選手権】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:樋口雄太(ひぐち・ゆうた)

樋口雄太
【写真:Getty Images】


生年月日:1996年10月30日
所属クラブ:鹿島アントラーズ
2022リーグ戦成績:21試合1得点5アシスト

 小学生の時からサガン鳥栖の下部組織に在籍し、ユースまで上り詰めたが、残念ながらトップチーム昇格は叶わなかった。しかし進学先に選んだ鹿屋体育大学で成長したことで、2019シーズンからの鳥栖加入を掴み取ることに。同クラブでは1年目こそ沈黙したが、2年目より主力に定着。昨季は10番を背負い、リーグ戦37試合で6得点6アシストをマークと結果を残した。

 その活躍が認められ、昨年冬に鹿島アントラーズに移籍。当初はサイドハーフでも起用されていたが、ボランチの一角として定位置を確保することに成功し、今や常勝軍団には欠かせないピースとなっている。ここまでのリーグ戦5アシストは、全体3位タイとなる好成績だ。

 最大の武器は左右両足から繰り出すキック精度の高さで、それがアシスト数の多さの要因。とくにセットプレー時は頼りになる。また流れを見極めてゲームを組み立てるスキルが高く、隙があれば果敢に前線へ飛び出すプレーもみせる。素早く切り替えを行い体も張るなど守備の貢献度も高い。勢いがある今だからこそ、ぜひ日本代表で見てみたい存在だ。

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