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Jリーグ 2年前

「解任ブースト」はあるのか? Jリーグ成績上昇ランキング。2021シーズン途中のJ1監督解任、前後の成績を比較すると…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:横浜FC


【写真:Getty Images】


下平隆宏

8試合/0勝1分7敗/5得点22失点
獲得勝ち点:1ポイント
1試合平均の勝ち点:0.13ポイント

早川知伸

30試合/6勝8分16敗/27得点55失点
獲得勝ち点:26ポイント
1試合平均の勝ち点:0.87ポイント
就任6試合目で初勝利、およそ2ヶ月4-4-2、その後3-4-2-1、連勝は2回だけ

 2019シーズン途中から横浜FCの指揮を託された下平隆宏監督は、就任当時にJ2の13位に沈んでいたチームを立て直して2位まで浮上させてJ1昇格を達成。2020シーズンも15位で残留を果たしていた。

 ところが2021シーズンは開幕からまさかの6連敗を喫し、8試合を戦って1分7敗と不振を抜け出せないまま解任されることとなった。霜平監督の後釜には横浜FCユースの監督を務めていた早川知伸氏が就任する。

 新体制も苦しみ、早川監督が指揮してから6試合目のリーグ戦でようやくシーズン初勝利を飾る。だが、1年を通じて連勝が2回だけと浮上のきっかけをつかめないまま低迷し、1試合平均の勝ち点は1ポイントを下回り続けた。結局、横浜FCは3年ぶりのJ2降格を避けることができなかった。

監督解任前後の1試合平均勝ち点差:+0.74ポイント

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