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日本代表 2年前

もし帰化できるなら…。サッカー日本代表に加えたいJリーグ外国籍選手5人。個性豊かな武器を持つ助っ人たち

シリーズ:サッカー日本代表の秘密兵器候補 text by 編集部 photo by Getty Images

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 サッカー日本代表ではかつて、ラモス瑠偉や呂比須ワグナー、三都主アレサンドロといったブラジルから帰化した選手たちがチームの中心として活躍していた。現在は彼らのような存在はいないが、他競技でも帰化選手の代表入りは珍しくなくなっている。そこで今回は現在Jリーグでプレーする外国籍選手の中から、日本代表で輝く姿を見てみたい選手をピックアップした(※成績などのデータは2022年9月15日現在のもの)。



FW:チアゴ・サンタナ


【写真:Getty Images】

生年月日:1993年2月4日(29歳)
現所属クラブ:清水エスパルス
国籍:ブラジル
Jリーグでの経歴:清水エスパルス(2021〜)
今季リーグ戦成績:22試合出場/11得点5アシスト



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 来日2年目のブラジル人ストライカーは、現在J1の得点ランキングでトップに立っている。昨季はチームが残留争いに巻き込まれる中で13得点を挙げ、今季も前線での存在感は圧倒的だ。清水エスパルスをエースストライカーとして力強くけん引している。

 ブラジルの小クラブを渡り歩き、2016年から来日直前までポルトガル1部リーグでもコンスタントに活躍していた。サンタ・クララ在籍終盤の2020/21シーズンは序盤の9試合だけで7得点を挙げ、もし1年を通してプレーしていたら二桁得点達成は間違いなし。得点王争いをしていてもおかしくなかった。

 もし日本代表でプレーすることになったら、1トップに適役だ。守備にやや不安があるものの、雑なロングボールでも相手DFに体を預けながら確実に懐に収めるポストプレーはJリーグ最強クラスで、パワフルな左足のフィニッシュやヘディングの強さなども際立つ。ベテランと言われる年齢に差し掛かり、本格的に帰化を検討できる頃には30歳を超えているが、そういった現実を無視すれば今の日本代表に足りない要素を補ってくれる貴重な能力の持ち主と言えるだろう。

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