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日本代表 2年前

W杯メンバーに入るか? サッカー日本代表を格付け! 9月2連戦で序列を変えたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

WG


【写真:Getty Images】


久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)
生年月日:2001年6月4日
日本代表通算成績:20試合1得点0アシスト
9月シリーズ成績:1試合0得点0アシスト
本大会メンバー入り:当確

 アメリカ合衆国代表戦では左サイドハーフで先発出場。攻撃だけでなく守備でも良い働きを見せるなど、かつて苦手とされていたポジションでポジティブな印象を残していた。三笘薫のジョーカー起用がベストだと考えると、現時点で左サイドのファーストチョイスを担うならこの若きレフティーになるだろう。自身初のワールドカップ出場へ視界は良好だ。

三笘薫(ブライトン/イングランド)
生年月日:1997年5月20日
日本代表通算成績:10試合6得点2アシスト
9月シリーズ成績:1試合1得点0アシスト
本大会メンバー入り:当確

 先発出場したエクアドル代表戦では、チームとしてうまくいかない中で奮闘していたものの、そこまでのインパクトは残せなかった。しかし、アメリカ合衆国代表戦で“再び”証明した通り、ジョーカーとしてこれほど怖い存在はない。ファーストチョイスこそ久保建英に譲るかもしれないが、このドリブラーは間違いなくカタールワールドカップに必要だ。

伊東純也(スタッド・ランス/フランス)
生年月日:1993年3月9日
日本代表通算成績:39試合9得点9アシスト
9月シリーズ成績:2試合0得点0アシスト
本大会メンバー入り:当確

 先発出場したアメリカ合衆国代表戦では、縦突破だけでなくカットインからもチャンスを演出。守備では懸命な戻りからサイドバックをサポートと、躍動感あるプレーを披露していた。ゴールやアシストという目に見える結果は手にできなかったものの、それが序列に大きく影響することはないだろう。このままいけば自身初となるワールドカップの舞台に立つはずだ。

堂安律(フライブルク/ドイツ)
生年月日:1998年6月16日
日本代表通算成績:29試合3得点4アシスト
9月シリーズ成績:2試合0得点0アシスト
本大会メンバー入り:当確

 9月シリーズは2試合合計105分間プレー。アメリカ合衆国代表戦、エクアドル代表戦ともに決定機を迎えながらこれを仕留め切れずに終わるなど、やや悔しさの残る内容となっており、伊東純也を上回るほどのインパクトは残せなかった。ただ、同選手のバックアッパーという立場は堅いと言っても不思議ではない。恐らくワールドカップには出場するはずだ。

相馬勇紀(名古屋グランパス)
生年月日:1997年2月25日
日本代表通算成績:7試合3得点2アシスト
9月シリーズ成績:1試合0得点0アシスト
本大会メンバー入り:当落線上

 EAFF E-1サッカー選手権2022優勝の立役者は、エクアドル代表戦で後半途中より出場。短い時間の中で積極的に仕掛け、三笘薫とはまた違った形で相手の対応を困らせるなど、パフォーマンスは決して悪くなかった。しかし、ライバルが久保建英や三笘ということを考えると、カタールワールドカップ出場は難しいのかもしれない。

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