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Jリーグ 1年前

【Jリーグレンタル通信簿】期限付き移籍から復帰した注目の10人。武者修行でパワーアップ!?

シリーズ:レンタル組通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

宮代大聖(みやしろ・たいせい)


【写真:Getty Images】

生年月日:2000年5月26日(22歳)
2023所属クラブ:川崎フロンターレ
2022期限付き移籍先:サガン鳥栖
2022リーグ戦成績:22試合8得点3アシスト
移籍先での評価:A

 3度の期限付き移籍を経て、宮代大聖は勝負のシーズンに臨む。高校3年生のときにプロ契約を結び、FIFA U-17ワールドカップではU-17日本代表のエースだった逸材は、19歳だった2019年にレノファ山口へ期限付き移籍する。デビュー戦でいきなりアシストを記録し、17試合2得点2アシストという結果を残し、川崎復帰の権利を勝ち取る。しかし、翌20年はわずか1得点という結果に終わり、再び期限付き移籍で自らの技を磨いた。

 21年は徳島ヴォルティスで7得点、22年はサガン鳥栖で8得点をマークした。豊富なフィニッシュパターンと個人の打開力を兼ね備える万能型ストライカーとして、J1で確かな実績を残して川崎復帰の挑戦権を得た。

 U-12時代から川崎で育った宮代にとって今季は勝負のシーズンとなる。レアンドロ・ダミアンと小林悠という実績十分のベテランは昨季5得点ずつと低迷。宮代のブレイクなくして川崎の覇権奪回は難しい。

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