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Jリーグ 1年前

ユンカーが思い出す1年前の記憶。浦和レッズが「0-1で負けたのを知っている」【英国人の視点】

シリーズ:英国人の視点 text by ショーン・キャロル photo by Getty Images

名古屋グランパスが横浜FCに苦戦した理由



 永井謙佑も同様に現実的な見方で、ランゲラックとディフェンス陣のパフォーマンスに賛辞を贈った。

「押し込まれたけど、後ろの選手がよく耐えてくれた」と、元FC東京FWは試合後に語った。「開幕節に勝つのは大事なことだ」とも話している。

「後半は風が強くて難しかったし、ピッチが乾いていたのでコンビネーションが難しかった。改善すべき点としては、もちろん2点目を取りたかった」

 永井は、グランパスが追加点を奪えなかったことに落胆しながらも、先制点(4分、左からの和泉竜司のCKを横浜FCのGK永井堅梧が判断を誤り、ユンカーが機敏に押し込んだ)がセットプレーから生まれたことに満足している。

「昨年はセットプレーからのゴールが少なく、残念な結果でした。だから、2点目を取れなかった悔しさは残るけど、今日1点取れたことは嬉しいですね」。

 この点は、試合を制したユンカーも試合後に同じことを言っていた。

「セットプレーの練習は、ゴールを決めるためにするのであって、それができたのだから、みんな満足していると思う」

「セットプレーから決められたので、とてもいいスタートになったと思う。もちろん、自分がゴールを決められるということをチームに示すのはとても重要だ」と、浦和レッズからレンタル移籍してきたデンマーク人は、デビュー戦で決めたゴールについて語った。

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