4位：堂安律

生年月日：1998年6月16日
所属クラブ：フライブルク（ドイツ）
市場価値：1500万ユーロ（約21億円）
22/23リーグ戦成績：33試合5得点6アシスト

　近年の躍進が著しいフライブルクは今季、ブンデスリーガにおいてクラブ史上最多となる勝ち点「59」を獲得。残念ながらチャンピオンズリーグ（CL）出場権にはギリギリ手が届かなかったものの、2季連続となるヨーロッパリーグ（EL）への出場権を手にしている。

　加入1年目だった堂安律は、公式戦7得点7アシストをマークした。決して多い数字とは言えないものの、チームへの貢献度という意味では申し分なく、全コンペティション合わせて欠場したのはたったの2回。うち1回は怪我によるものだった。2011/12シーズン以降、フライブルクで指揮を執り続けているクリスティアン・シュトライヒ監督からの信頼の高さがうかがえるような結果だ。

　フライブルク加入時800万ユーロ（約11.2億円）だった市場価値は、シーズン開幕から約3ヶ月後の11月に1200万ユーロ（約16.8億円）までアップ。その1ヶ月後、カタールワールドカップでの活躍もあって1500万ユーロ（約21億円）となった。今後どこまで伸びていくか楽しみだ。