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海外サッカー 11か月前

最悪の暴落は? 22/23シーズン、日本人選手の市場価値ダウン額ランキング1〜10位

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:酒井宏樹(浦和レッズ)

浦和レッズに所属する酒井宏樹
【写真:Getty Images】


生年月日:1990年4月12日(33歳)
市場価値の減少額:80万ユーロ(約1.1億円/32%ダウン)
市場価値の変動:250万ユーロ(約3.5億円)→170万ユーロ(約2.4億円)
2023リーグ戦成績:11試合2得点0アシスト

 日本屈指のサイドバックである酒井宏樹の市場価値は、マルセイユ在籍時に記録された800万ユーロ(約11.2億円)をピークに下降続きだ。浦和レッズに加入した当時で400万ユーロ(約5.6億円)、そこから約2年が経った現在は170万ユーロ(約2.4億円)に落ち着いている。

 年齢による影響だろう、近年は負傷離脱の頻度が増えている。『transfermarkt』によると、マルセイユに身を置いた5年間で怪我により欠場したのはわずか17試合だったが、浦和加入後はすでに18試合を欠場している。カタールワールドカップでも太ももを痛めてしまい、先発出場は初戦のドイツ代表戦の1試合のみとなっていた。

 しかし、ピッチに立てば相変わらず高いパフォーマンスを発揮している。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではMVPに輝き、浦和を史上3回目の優勝へと導いていた。市場価値の下落は仕方ない部分もあり、そこまで悲観すべきことではないだろう。

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