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海外サッカー 11か月前

最悪の暴落は? 22/23シーズン、日本人選手の市場価値ダウン額ランキング1〜10位

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)

シュツットガルトに所属する遠藤航
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年2月9日(30歳)
市場価値の減少額:150万ユーロ(約2.1億円/18.8%ダウン)
市場価値の変動:800万ユーロ(約11.2億円)→650万ユーロ(約9.1億円)
22/23リーグ戦成績:33試合5得点5アシスト

 4位には日本代表の新キャプテン、遠藤航が入った。1年前から約2億円のダウンだが、これはもともとの市場価値が高いがゆえの結果。シュツットガルトのレベルや30歳という年齢を考えればもっと下落していても不思議ではなかった中で、減少率を18.8%に抑えたのは、それだけ同選手が良いシーズンを過ごしたという証拠でもあるだろう。

 実際に遠藤のパフォーマンスは非凡だった。3季連続のデュエル王獲得こそ逃したが、デュエル勝利数と総走行距離でリーグ全体のトップ10に名を連ねるなど、中盤でタフに戦い続けている。また、今季はリーグ戦5得点5アシストをマークと、ゴールへの貢献度も文句なしだった。

 とくに残留に向け一戦も落とせない終盤戦の勝負強さは圧巻で、4月以降の9試合だけで2得点3アシストを叩き出した。ハンブルガーSVとの運命の入れ替え戦では2試合ともにフル出場。遠藤がいなければ、シュツットガルトは来季2部で戦うことになっていたかもしれない。

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