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Jリーグ 10か月前

厳しい立場…。Jリーグ出場ゼロの若手5人。移籍の可能性は? チャンスを得られない有望株たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:西野奨太(にしの・しょうた)


【写真:Getty Images】

所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
生年月日:2004年5月28日(19歳)
2023リーグ戦成績:なし
2023リーグ杯成績:5試合0得点0アシスト

 2021年9月、北海道コンサドーレ札幌は当時高校2年生だった西野奨太のトップチーム昇格を発表した。過去には西大伍や荒野拓馬がU-18から昇格しているが、高校在学中のトップチーム昇格は初。同年2月には2種登録された西野は7月の天皇杯でデビューし、同年11月のホーム最終戦でリーグ戦初出場を果たしている。

 年代別の日本代表にもコンスタントに呼ばれていたが、昨季はリーグ戦出場ゼロに終わった。高校生Jリーガーという肩書きが外れた今季、リーグ戦では3試合にベンチ入りしているものの出場機会はない。YBCルヴァンカップには3試合の先発を含む5試合に出場しており、今月7日の天皇杯2回戦にも先発起用されている。しかし、18日のルヴァン杯・ジュビロ磐田戦では前半に負傷交代となってしまった。

 中島大嘉が名古屋グランパスへ期限付き移籍したことで、21歳以下(2002年以降生まれ)の選手を1人以上先発させなければならないルヴァン杯に出場するチャンスは広がった。西野が争うポジションは、田中駿汰がここまでリーグ戦全試合に先発しているが、この先に負傷や出場停止になる可能性もあるだけに、西野にもチャンスが訪れるかもしれない。

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