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Jリーグ 7か月前

J1リーグ最高額クラブは? クラブ市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

6位:セレッソ大阪

セレッソ大阪
【写真:Getty Images】


監督:小菊昭雄
2023リーグ戦成績:6位(15勝4分12敗)
総市場価値:1500万ユーロ(約21億円)
最高額選手:レオ・セアラ、毎熊晟矢

 怪我人が非常に多いのが今季のセレッソ大阪であり、元日本代表FWでチームキャプテンの清武弘嗣は開幕前の負傷で長期リハビリ中。さらにMFの為田大貴、SB山中亮輔も負傷離脱中と、主力が相次いで欠場する苦しい立場にある。

 市場価値では、シーズン開幕前は120万ユーロ(約1億6800万円)でチームトップであった清武は、今季公式戦は天皇杯の1試合に出場したのみということもあり、90万ユーロ(約1億2600万円)まで価値を下げている。

 現在、C大阪で100万ユーロ(約1億4000万円)以上の市場価値と評価されるのは2人だけ。今冬に横浜F・マリノスから加入してリーグ戦11得点のブラジル出身FWレオ・セアラと、日本代表に招集されるSBの毎熊晟矢のみであり、高い市場価値を持つ選手は多くない。日本代表やブンデスリーガのボルシア・ドルトムントで活躍した香川真司が13年ぶりにC大阪に復帰となったが、現在の市場価値は70万ユーロ(約9800万円)にとどまっている。

 若手・中堅に目を向けると、SBの舩木翔やMFの喜田陽がシーズン後半にスタメン定着したのは明るい材料だ。また、プロ入り2年目でU-20日本代表にも選ばれる19歳の北野颯太は、10代のJリーグプレーヤーでは最も価値の高い30万ユーロ(約4200万円)の市場価値を持つFWとなっている。今季リーグ戦12試合に出場(うち10試合に途中出場)し、279分という限られた機会で2得点を記録した将来有望株である。10月に右膝半月板を損傷して手術をしたため一足先にシーズン終了となってしまったが、来季以降にスタメン定着できるか注目だ。

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