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Jリーグ 7か月前

J1リーグ最高額クラブは? クラブ市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】

シリーズ:市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:浦和レッズ

浦和レッズ
【写真:Getty Images】


監督:マチェイ・スコルジャ
2023リーグ戦成績:3位(14勝15分5敗)
総市場価値:1935万ユーロ(約27億900万円)
最高額選手:アレクサンダー・ショルツ

 今季より新指揮官に就任したポーランド出身のマチェイ・スコルジャ監督のもと、5月にはアジア・チャンピオンズリーグ2022(ACL)を優勝したのが浦和レッズだ。ACLを複数回優勝したJリーグのクラブは浦和のみであり、計3回の優勝はまさに快挙である。

 そんな浦和レッズは、J1リーグの市場価値ランキングでトップとなる1935万ユーロ(約27億900万円)を記録している。100万ユーロ(約1億4000万円)を超える市場価値を持つ選手を7人抱えるが、その筆頭となっているのが元デンマーク代表のCBアレクサンダー・ショルツ。Jリーグ全選手の中で最高の市場価値となる220万ユーロ(約3億800万円)と評価される浦和の守備の要だ。さらに、DFながらリーグ戦5得点(クラブ内で2位)を記録していて、絶対的な大黒柱と言える存在である。

 浦和の失点はリーグ最少の22点で、まさに鉄壁の守りでリーグ3位につけている。先ほど紹介したショルツとコンビを組むノルウェー出身CBマリウス・ホイブラーテンの市場価値は100万ユーロ(約1億4000万円)であり、息のあった守りで浦和の勝利に貢献している。また、市場価値140万ユーロ(約1億9600万円)でチームキャプテンを務める日本代表SB酒井宏樹、市場価値100万ユーロ(約1億4000万円)の日本代表MF伊藤敦樹らの働きも守備陣にとっては大きい。

 攻撃陣で最高の市場価値を持つのは今夏6年ぶりのJリーグ復帰となった元日本代表のMF中島翔哉。160万ユーロ(約2億2400万円)の市場価値と評価されるが、リーグ戦3試合に途中出場したのみで稼働時間はわずか43分に留まっており、戦力としては計算できていない。

勝ち点差の問題でリーグ優勝の望みは薄いが、決勝まで進出したルヴァンカップでは優勝の可能性を残している。自慢の堅守で今季2つ目のタイトル獲得となるか注目は高まる。

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【了】

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