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日本代表 5か月前

サッカー日本代表に推薦! J1リーグ全18クラブから1人ずつ選出! 日の丸に近いJリーグ各クラブの中心選手たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

サイドバック

横浜F・マリノスDF永戸勝也
【写真:Getty Images】

永戸勝也(横浜F・マリノス)
生年月日:1995年1月15日(28歳)
2023リーグ戦成績:27試合2得点1アシスト

長沼洋一(サガン鳥栖)
生年月日:1997年4月14日(26歳)
2023リーグ戦成績:32試合10得点4アシスト

福田心之助(京都サンガF.C.)
生年月日:2000年9月4日(23歳)
2023リーグ戦成績:21試合3得点1アシスト

 横浜F・マリノスからは永戸勝也を推薦する。10月に右ハムストリングの肉離れにより戦線離脱し、永戸は一足先にシーズン終了となってしまったが、それまでの活躍は素晴らしかった。ベガルタ仙台時代に10アシストを記録しているように、精度の高いキックが武器だったが、デュエルの局面でのたくましさも増した。173cmと上背はないが、空中戦勝率は63.5%と高く、身長をハンデにしていない点は日本代表でも活かされるだろう。

 もう1人のサイドバックはサガン鳥栖の長沼洋一。アカデミー出身のサンフレッチェ広島からJ2への期限付き移籍で経験を積んできたが、昨夏にサガン鳥栖に完全移籍している。左ウイングバックや両サイドハーフがメインになっているものの、現在の日本代表に置き換えて考えるとサイドバックなら食い込める余地がある。今季チームトップの10得点を挙げた得点力も武器になるだろう。

 将来性という意味では福田心之助を挙げたい。北海道コンサドーレ札幌のアカデミー出身の福田は、京都サンガに加入した今季、右サイドバックのレギュラーに定着した。長友佑都や室屋成を輩出した明治大学出身で、攻守に穴のないサイドバックに成長している。最終ラインで体を張ってデュエルを制し、攻め上がってゴール前に飛び込んでいく姿は、左右の違いはあれど長友を彷彿とさせる。今すぐにとはいかないかもしれないが、近い将来に日本代表のユニフォームに袖を通す機会があるかもしれない。

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