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Jリーグ 5か月前

最高額は誰だ!? JリーグFW市場価値ランキング1~10位。日本人最高額は…【2023年決定版】

シリーズ:Jリーガー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)

横浜F・マリノスのアンデルソン・ロペス
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年9月15日
市場価値:160万ユーロ(約2億2400万円)
2023リーグ戦成績:34試合22得点4アシスト

 ブラジル人のアンデルソン・ロペスは、22歳だった2016年にサンフレッチェ広島に加入して日本にやってきた。その後、韓国でプレーしたあと、2019年に北海道コンサドーレ札幌に加入。2022年に中国の武漢から横浜F・マリノスに加入し、日本に帰ってきた。

 若手時代はスピードを武器としたFWという印象だったが、近年はフィジカルの強さも際立つようになり、ゴール前の密集でも勝負ができるFWに変貌した。2023シーズンはヘディングでの得点数が8回で、鹿島アントラーズの鈴木優磨と並んでリーグトップタイ。2022シーズンのJリーグでは11得点だったが、今季は2倍の22得点を挙げて、ヴィッセル神戸の大迫勇也と並んでJ1得点王になった。

 また、味方を活かすポストプレーも巧みで、横浜FMのサイド攻撃を活性化する役割もこなしていた。2023シーズンのJ1で最も多くのゴールを決めている横浜FMの攻撃の中心と言える存在だ。

 2016年夏、市場価値が75万ユーロ(約1億500万円)のときに日本にやってきたアンデルソン・ロペスは、30歳という年齢でまだ市場価値を高めている。今年1月に130万ユーロ(約1億8200万円)だったが、6月に160万ユーロ(約2億2400万円)まで上昇した。キャリア初のシーズン20得点超を達成して得点王になったあと、この市場価値がどのように変化するのかにも注目だ。

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