フットボールチャンネル

Jリーグ 5か月前

最高額は誰だ!? JリーグFW市場価値ランキング1~10位。日本人最高額は…【2023年決定版】

シリーズ:Jリーガー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:鈴木優磨(鹿島アントラーズ)

鹿島アントラーズの鈴木優磨
【写真:Getty Images】


生年月日:1996年4月26日
市場価値:200万ユーロ(約2億8000万円)
2023リーグ戦成績:33試合14得点5アシスト

 JリーグのFWで最高額の市場価値を誇るのは、鹿島アントラーズの鈴木優磨だ。

 鈴木は同クラブの下部組織で育ったあと、2019年にベルギーのシント=トロイデンへ移籍し、2020/21シーズンはリーグ戦で17得点4アシストの大暴れ。この活躍を受けて2021年に市場価値が350万ユーロ(約4億9000万円)に上昇し、2022年1月に鹿島に復帰した。

 鹿島復帰時に市場価値が200万ユーロ(約2億8000万円)まで下がっていた鈴木だが、Jリーグでは圧倒的な存在感を見せつけた。今季はリーグ5位タイとなる14得点を決め、高い決定力を改めて証明。チャンスメイクも精度が高く、チーム2位となる5つのアシストも記録した。スルーパス75回はリーグ7位タイの数字。チャンスクリエイト47回はチーム2位で、攻撃のあらゆる能力が高い万能FWだ。それだけに相手も厳しく警戒し、被ファウル数はリーグで2位の69回となっている。

 レジェンドである小笠原満男が着ていた「40番」を継承した鈴木は、多くの試合でキャプテンマークを巻き、チームのリーダーとしての自覚も持ってプレーしていた。プレーの質でも精神面でも鹿島を引っ張った選手と言える。市場価値は鹿島復帰時の200万ユーロから横ばい。27歳という年齢を考えれば、これから上昇する可能性も十分にあるはずだ。

【関連記事】
J1要チェック! J2で輝く若き逸材10人。Jリーグ“個人昇格”の候補者たちは…
最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】
争奪戦必至!?J3で輝く逸材10人。J1とJ2も狙う?必見のステップアップ候補たち

【了】

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top