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Jリーグ 4か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング21〜30位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値上昇ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

28位:脇坂泰斗(川崎フロンターレ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年6月11日(28歳)
市場価値の上昇額:20万ユーロ(約2800万円/20%UP)
市場価値の変動:100万ユーロ(約1億4000万円)→120万ユーロ(約1億6800万円)
2023リーグ戦成績:30試合9得点6アシスト

 脇坂泰斗は、川崎フロンターレの下部組織で育ち、阪南大学を経て、2018年に川崎Fに戻ってきてプロキャリアをスタートさせた。2年目からレギュラーに定着すると、以降はチームに欠かせない選手となっている。

 脇坂は、2022シーズンから背番号をかつて中村憲剛がつけていた14番に変更した。高いキック精度を活かして質の高いパスを前線に供給し、レジェンドの後継者にふさわしい司令塔となって川崎Fの攻撃をけん引している。また、密集での細かいボールタッチに無駄がなく、相手の激しい寄せも慌てずひらりとかわしていける。突破を警戒する相手の寄せが甘くなれば、即座にミドルシュートを放つため、相手にとっては対応が難しい選手だろう。

 脇坂は2022シーズンのリーグ戦で5得点を挙げていたが、2023シーズンはキャリアハイの9得点となった。また、チーム内得点王に輝いただけでなく、チャンスクリエイト数は69で、リーグ5位につけている。28歳と若くはないが、市場価値120万ユーロ(約1億6800万円)は自身最高額で、さらなる上昇も期待できるはずだ。

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