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Jリーグ 4か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング21〜30位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値上昇ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

27位:菅大輝(北海道コンサドーレ札幌)

北海道コンサドーレ札幌の菅大輝
【写真:Getty Images】


生年月日:1998年9月10日(25歳)
市場価値の上昇額:20万ユーロ(約2800万円/20%UP)
市場価値の変動:100万ユーロ(約1億4000万円)→120万ユーロ(約1億6800万円)
2023リーグ戦成績:33試合3得点2アシスト

 北海道コンサドーレ札幌の下部組織で育った菅大輝は、2016年4月に2種登録でトップチームのメンバーとなり、17歳でJ2デビューを果たした。2017年に正式にトップチームに昇格すると、すぐにレギュラーに定着してピッチに立ち続け、昨年6月には史上最年少でJ1通算200試合出場を達成している。

 菅の最大の武器は、左足から繰り出される強烈なシュートだ。「スガキャノン」の愛称がつくほど観衆の視線を集める強烈なキックは、常にファンの期待を集めている。また、右足でも強烈なシュートを持っており、札幌の強力な武器だ。

 身長171cmと比較的小柄な菅だが、体重は78kgでがっちりとした体格を持ち、フィジカルが強い。献身的で運動量も豊富なため、絶えず左サイドでアップダウンを繰り返しており、攻守両面で札幌を支えている。

 ケガが少ないことも菅の魅力の1つで、2018シーズン以降は毎年リーグ戦のプレー時間が2000分を超えている。30試合出場に届かなかったのは2020年だけで、そのシーズンも29試合に出場していた。

 菅の市場価値は、日本代表デビュー直後の2019年12月に記録した130万ユーロ(約1億8200万円)が最高額で、現在はその金額に再び近づいているところだ。

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