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Jリーグ 4か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング21〜30位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値上昇ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

23位:マルシーニョ(川崎フロンターレ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年5月16日(28歳)
市場価値の上昇額:25万ユーロ(約3500万円/33.3%UP)
市場価値の変動:75万ユーロ(約1億500万円)→100万ユーロ(約1億4000万円)
2023リーグ戦成績:20試合1得点3アシスト

 ブラジル人のマルシーニョは、2021年夏に中国の重慶両江から川崎フロンターレにやってきたウインガーだ。

 マルシーニョは、2022シーズンのJ1で12得点6アシストを記録して大きなインパクトを残したが、2023シーズンは前半戦の負傷離脱も影響し、1得点3アシストという成績に終わった。

 それでも、次のシーズンに向けて状態は上がっているとみていいだろう。2023シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では5試合に出場して3得点を記録。J1第33節・鹿島アントラーズ戦では2アシストを記録し、シーズン終盤に調子を上げていた様子である。

 マルシーニョは、スピードあふれる突破が最大の魅力だ。2023シーズンのJ1トップスピードランキングでは、10位タイの時速34.9kmを記録しており、スピードに乗ってしまえば簡単には止められない。9月のJ1第27節・FC東京戦では左サイドから単独のドリブル突破でゴールを奪っており、まるで三笘薫(現ブライトン)のような破壊力を見せていた。この破壊力を常に見せられるようになれば、チームにとって大きな武器になることは間違いない。

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