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Jリーグ 3か月前

2024年J1全20クラブ補強評価ランキング1~10位。Jリーグ戦力補強を格付け! 最もパワーアップに成功したのは…

シリーズ:Jリーグ補強評価ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

4位:セレッソ大阪


 新戦力は期限付き移籍から復帰した山田寛人を含めた7人だが、そのほとんどが主力級の活躍が期待される。昨季は終盤に失速して9位という成績に終わったが、新戦力がチームにフィットすれば2022シーズンの5位を上回る成績を残すこともできるだろう。

 マテイ・ヨニッチ、鈴木徳真、山中亮輔がチームを去った。センターバックには鳥海晃司と進藤亮佑がおり、昨季後半戦は舩木翔が左サイドバックのファーストチョイスだったため、そこまで大きな穴にはならないだろう。左サイドバックには登里享平という頼もしいベテランが加わり、右サイドバックの奥田勇斗は1年目からポジション奪取を狙える存在で、大学の先輩でもある毎熊晟矢に挑戦状をたたきつける。

 北海道コンサドーレ札幌時代に右センターバックでプレーしていた田中駿汰は、中盤での起用が予想される。田中が中盤の底に入れば、香川真司もより高い位置で力を発揮できるようになり、新戦力のルーカス・フェルナンデスを含めた打開力のあるウイング陣の魅力も活かされるだろう。浦和レッズではなかなか出番を与えられなかった平野祐一も、環境を変えれば力を発揮できるかもしれない。

 やや手薄だったポジションを中心に、選手層の厚みと競争のレベルアップをもたらす補強が施された。小菊昭雄監督の下で迎える4年目のシーズンは、明確な結果を残すための準備が整ったのではないだろうか。

【一覧】セレッソ大阪移籍情報2023→2024

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