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Jリーグ 2か月前

ポテンシャルお化け!? Jリーグ大注目の大卒ルーキー6人。1年目からレギュラーの可能性を秘める才能

シリーズ:注目の大卒ルーキー text by 編集部 photo by Getty Images

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2月23日、明治安田Jリーグ2024シーズンが幕を開けた。楽しみの一つは新加入選手の活躍だ。近年、筑波大学からJリーグの舞台に飛び込み瞬く間にプレミアリーグまで上りつめた三笘薫を筆頭に、即戦力級の大卒選手が増えている。今回は即戦力での活躍が期待される期待の大卒選手を6人紹介する。


DF:濃野公人(のうの・きみと)

鹿島アントラーズに新加入した濃野公人
【写真:Getty Images】

所属先:鹿島アントラーズ
出身大学:関西学院大学
生年月日:2002年3月26日

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 濃野公人は大津高校時代に背番号10を背負いFWのポジションでプレーしていたが、関西学院大学進学後にSBへと転向。全く異なるポジションにもすぐに順応し、数々の大会で優れたパフォーマンスを見せ、2023年6月に鹿島アントラーズへの加入が決まった。

 そんな濃野の一番の武器は優れたポジショニングだ。FWやトップ下、サイドハーフで起用された経験を持つ彼は、オーバーラップで敵陣深くまで切り込んだり、中盤に絞りサイドハーフの選手のサポートをしたり、いてほしいポジションにいてくれる選手だ。それを90分可能にするだけのスタミナも持ち合わせており、何度も右サイドを駆け上がるため、相手としては対処が難しい選手だろう。

 濃野は2月23日のJリーグ開幕節、名古屋グランパス戦に先発出場。鹿島において、開幕スタメン入りした大卒選手は実に31年ぶりだ。当然ながらプレッシャーもあったはずだが、5バックで構えるグランパス守備陣に対して何度も右サイドから攻め立てた。守備面でも相対したグランパスの左WB山中亮輔に全く仕事をさせず、アントラーズの3-0の快勝に大きく貢献した。アントラーズOBには元日本代表の内田篤人がいる。同じ攻撃的SBとして、ゆくゆくは内田を超えるような活躍を期待したい。

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