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まさに大出世! JFL→J1主力に這い上がった苦労人10人。躍進の末にスター軍団の仲間入りを果たしたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF:小池龍太

横浜F・マリノス所属DF小池龍太
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年3月6日
デビュークラブ:レノファ山口(当時JFL)
J1デビュークラブ:柏レイソル

 現在横浜F・マリノスで活躍する小池龍太は、4年間でひとつずつプレーするカテゴリーを上げてきた経歴がある。

 JFAアカデミー福島出身の同選手は2014年に高校を卒業後、当時JFLを戦っていたレノファに加入。初年度から17試合でピッチに立ち、そのほとんどでフル出場を果たした。チームは2014シーズンで年間4位につけ、翌年のJリーグ参入を決めた。

 J3でも小池の攻守にわたる活躍にかげりが見えず、右サイドバックを主戦場としながらセンターバックとしてもプレーし、年間を通じて最終ラインからチームを支えた。最終的に2015シーズンはリーグ戦30試合に出場して1ゴール2アシストを記録し、クラブのJ3優勝に大きく貢献した。

 J2昇格後の2016シーズンは、右サイドバックとしてリーグ戦全42試合に出場して3ゴール3アシストを記録。この年の山口の最終順位は12位で、J2初挑戦のチームとして奮闘を見せた。そして同シーズンの終了後、2017年1月に小池は柏レイソルへと完全移籍する。

 順調にステップアップを重ねてきた小池は、J1の舞台にも即座に対応。開幕3試合をのぞく31試合でスタメン起用され、右サイドバックとしてチームに不可欠な活躍を見せた。2017シーズンの柏は最終順位を「4」で終え、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2018への出場権も獲得。小池はこの躍進を支えた原動力のひとりだった。

 その後はベルギーのスポルティング・ロケレンへの移籍を挟み、2020年5月からはマリノスの一員として活躍している。

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