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まさに大出世! JFL→J1主力に這い上がった苦労人10人。躍進の末にスター軍団の仲間入りを果たしたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:宮本英治

アルビレックス新潟所属MF宮本英治
【写真:Getty Images】

生年月日:1998年8月3日
デビュークラブ:いわきFC(当時JFL)
J1デビュークラブ:アルビレックス新潟

 今季からアルビレックス新潟でプレーする宮本英治は、JFLからはい上がってきた選手だ。JFAアカデミー福島を経て国士舘大学に進んだあと、2021年に当時JFLを戦っていたいわきFCに加入する。

 主にボランチとしてプレーする同選手は、初年度からチームの核として中盤に君臨。リーグ戦30試合に出場して1ゴール4アシストを記録すると、この年のJFL優勝に貢献した。翌2022シーズンからJ3に舞台を移し、宮本はプロ選手としてのキャリアを歩み始める。

 Jリーグ初挑戦ながらチームは躍進を続け、序盤から上位をキープし、第19節以降は一度も首位を譲ることなくJ3優勝を達成した。そんな中、宮本はリーグ戦34試合に出場して2ゴール3アシストを記録。前年同様、ゲームメイカーとして中核を担った。

 J2に昇格した2023シーズン、いよいよ同選手の稼働率は限界近くまで到達する。イエローカードの累積によって出場停止となった1試合を除き、41試合に先発起用された。そしてそのうちの40試合がフル出場である。

 J2の壁は高く、2023シーズンのいわきFCは18位に終わった。しかし大車輪の活躍を見せた26歳のMFを他クラブが見逃すはずもなく、今年1月に新潟が完全移籍で獲得した。リーグ戦中盤に眼窩骨折の影響を受けるも、今季はここまで21試合でピッチに立っている。

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