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フォーカス 2か月前

Jリーグクラブの誇り!? W杯日本代表選手の輩出数ランキング1〜10位。最高の舞台に最も送り出したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位タイ:ガンバ大阪


【写真:Getty Images】

W杯歴代選出メンバー数:5人
最後の選出選手:東口順昭(2018年)

 8位タイにランクインしたのは、ガンバ大阪だ。同クラブはこれまで、ワールドカップ(W杯)に5人の選手を送り出している。

 最多選出は2006年のドイツ大会で、宮本恒靖、加地亮、遠藤保仁の3人がメンバー入りを果たした。G大阪にとって、西野朗が指揮官を務めていた2000年代はまさに黄金時代であり、2005年にはクラブ史上初となるリーグ優勝も果たしていた。この大会での3人選出は、当時のG大阪の強さを如実に表した結果といえる。

 なかでも、宮本は当時のW杯メンバーの中でも特別な存在だった。2002年日韓大会で全試合に出場すると、次のドイツ大会ではキャプテンとして個性派ぞろいの日本代表をまとめ上げた。A代表で通算71試合に出場しており、間違いなく日本代表のレジェンドといえるはずだ。

 そのドイツ大会で出場機会を得られなかった遠藤は、その後2大会に出場した。2010年南アフリカ大会のグループリーグ第3節・デンマーク代表戦のフリーキック弾も印象的で、まさしく代表の核として機能し続けていた。

 G大阪にとって最後のW杯選出メンバーは東口順昭となっている。ただ、同選手は選ばれた2018年ロシア大会で守護神の座を川島永嗣に譲っており、出場を記録したのは2014年ブラジル大会の今野泰幸が最後となっている。

 現在の日本代表では堂安律や中村敬斗など、G大阪下部組織出身の選手が活躍を見せており、ガンバイズムは随所に感じられる。
 

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