3位:アルビレックス新潟
平均勝ち点:1.2
J1通算対戦成績:26試合8勝6分12敗
得失点:33得点43失点
清水エスパルスのJ1ワースト相性ランキング3位には、アルビレックス新潟が入った。
ファン・サポーターのなかには、この結果を意外に思った人も少なくないはずだ。それもそのはず、清水と新潟の対戦はこれまでにJ1で26試合しか実現しておらず、今季を除くと、最後の激突は2017年まで遡る。近年、J1とJ2の狭間で揺れてきた両クラブは何度も「すれ違い」を繰り返してきた。
直近の対戦となる2017、2015、2014の3シーズンの成績を見てみると、2勝2分2敗と拮抗した戦いぶりとなっている。こういった理由からも相性の悪い相手とは思っていない人も多いのではないだろうか。
しかし、昨季までのJ1での通算対戦成績は清水の26試合8勝6分12敗。清水がやや負け越している状況だ。相性の悪さの原因となったのは、『シーズンダブル』の数が大きく影響している。
清水がこれまでにJ1で新潟にシーズンダブルを達成したのは、たった一度だけ。これに対し、新潟は清水に3度(2010、2012、2013年)のシーズンダブルを成し遂げている。拮抗していた両者の成績は、このわずかな差が積み重なり、最終的に新潟がリードする形となった。