1位:川崎フロンターレ
平均勝ち点:1.1
J1通算対戦成績:36試合10勝9分17敗
得失点:49得点65失点
清水エスパルスのJ1ワースト相性ランキング1位には、川崎フロンターレが名を連ねた。川崎を苦手とするJ1クラブは多く、清水も例に漏れず、ワースト1位の相性となってしまっている。
J1における両者の対決はこれまでに36回実現。その対戦成績は清水の10勝9分17敗と、川崎に圧倒的な強さを見せつけられている。清水がJ1で川崎から最後に白星を挙げたのは2015年で、それ以降は勝利がない。平均失点数は「1.80」と、今回のランキングの中で最悪のスタッツとなった。
約10年にわたりリーグ戦で勝利がないというのは、極めて珍しいケースだ。今回のランキングには反映されていないが、全ての公式戦まで範囲を広げると、2023年のYBCルヴァンカップで当時J2だった清水が川崎を3-2で下している。
苦しい戦いが続いている清水だが、2010年代以前は川崎戦を得意としていた。2000年にJ1で初対戦してから、2010年までに14回対戦し、結果は清水の8勝3分2敗。かつては“相性が悪い”どころか、むしろ得意としていた相手だった。
今季は第10節に清水の本拠地「IAIスタジアム日本平」で両クラブが激突。試合はお互いに譲らず1-1でタイムアップとなり、ホームチームがリーグ戦では2020年以来となる勝ち点1を手にした。
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