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Jリーグ 7か月前

識者が選ぶ最強MFは!? Jリーグ能力値ランキング1〜10位。トップ5には30代が2人も!? 栄えある1位に輝いたのは?

シリーズ:Jリーグ能力値ランキング text by 河治良幸 photo by Getty Images

6位:ルーカス・フェルナンデス

ルーカス
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年4月24日
所属クラブ:セレッソ大阪
能力値:80(攻撃力80、テクニック90、スピード85、パワー70、守備力75)
スペシャリティ(特殊能力):高精度のクロス

 正確なクロスで多くのゴールをアシストする気鋭のサイドアタッカーであり、深く抉ってよし、アーリー気味に上げてよしと、相手ディフェンスにとって非常に厄介なタレントだ。個で局面を打開する能力も卓越したレベルにある。

 北海道コンサドーレ札幌時代は左右のウイングバックとして稼働していたが、昨シーズンから加入したセレッソ大阪では、右ウイングのスペシャリストとして覚醒的な活躍を見せて、当時所属していたレオ・セアラとのコンビで、アシストを量産した。

 今シーズンはレオ・セアラの鹿島アントラーズ移籍で、前線の陣容が変わったこともあり、大外に張るだけでなくインサイドに流れてフィニッシュに絡むなど、“アタッキングフットボール”の信望者であるアーサー・パパス監督のもと、より多様なプレーを求められている。

 シャドーを担う北野颯太との素早いコンビネーションは強力な武器だ。札幌ではオールコートのマンツーマンをベースに戦っていただけあり、守備強度はかなり高いものがあるが、攻撃が前がかりであるため、右サイドバックのリスク管理やサポートがルーカスを生かすための生命線になっている。

 強いてウィークをあげるとすれば、左側からのクロスに対してファーサイドで合わせるフィニッシュは、それほど得意とはいえない。

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