8月31日、日本代表は2018年ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦に臨み2-0で勝利した。オーストラリアの長所を出させず快勝と言えそうな内容であったが、そのなかでも際立っていたのが左ウイングの位置で先発した乾貴士だ。スペイン、ラ・リーガのエイバルに移籍して3シーズン目を迎え、ドリブルなどの攻撃力もさることながら、守備戦術レベルの高さが際立ってきた。(文:小澤一郎)
16/17シーズンのリーガ最終節ではバルセロナを相手に2ゴールを奪い、6月には日本代表復帰も果たした乾貴士。彼はいかにして現在の地位を築くことができたのだろうか。8月7日発売の『フットボール批評issue17』では乾へのインタビューを敢行。その言葉からは、多くの日本人選手に通ずる課題が浮かび上がってきた。先んじてその一端を紹介する。(取材・文:小澤一郎)
欧州のサッカー界ではコーチングスタッフの数が増加傾向にあり、それに伴い指導の分業制が確立されてきている。これを受けて、これまで以上に監督に求められているのがマネージメント能力だ。7月上旬に行われた「スペインサッカーから見た日本の現在地」というトークイベントから、その内容の一端を紹介する。(取材・文:小澤一郎)
6月22日、Jリーグとスペインのラ・リーガが連携協定を結んだことが発表された。記者会見の後にはトークセッションが行われ、エイバルの乾貴士が登壇。スペインサッカーの特徴について議論がなされたが、そのなかで日本と比べてスペインはインテンシティーが高いということが話題に上った。このプレー強度の違いは何に由来するのだろうか。(取材・文:小澤一郎)
2015年シーズンまで12年連続で二桁得点を記録し、昨シーズンにはJ1・J2通算200ゴールを記録したサンフレッチェ広島・佐藤寿人。彼が自著『ゴールハンターバイブル』に明かしたゴールを奪うための思考法を紹介したい。
FIFAの公認代理人制度廃止により、混沌としている選手エージェント業界。新たな「仲介人制度」のもとでは、どのような変化があるのだろうか。実際の現場に従事する選手エージェントに話を聞き、その重要性を再考する。今回は、あるべき代理人像について、ドウグラスやレナトのエージェントを務めた稲川朝弘氏に話を聞いた。(取材・文:小澤一郎)
FIFAの公認代理人制度廃止により、混沌としている選手エージェント業界。新たな「仲介人制度」のもとでは、どのような変化があるのだろうか。実際の現場に従事する選手エージェントに話を聞き、その重要性を再考する。今回は、2015シーズンの広島の優勝に大きく貢献したドウグラスの中東移籍を題材に、“部分的な買取”について考える。(取材・文:小澤一郎)
FIFAの公認代理人制度廃止により、混沌としている選手エージェント業界。新たな「仲介人制度」のもとでは、どのような変化があるのだろうか。実際の現場に従事する選手エージェントに話を聞き、その重要性を再考する。今回は、川崎フロンターレから広州富力へ移籍したレナトのケースから、中国クラブの“爆買い”について考える。(取材・文:小澤一郎)
リオ五輪の出場権を逃したなでしこジャパン。これまで残してきた実績が素晴らしかったこともあってか、ひとたび五輪予選出場が厳しい状況に追い込まれると、五輪予選期間中にはさながらゴシップのような報道があふれかえることとなった。本来サッカーメディアに求められる役割とは何なのか、今こそ改めて考えたい。(文・取材:小澤一郎)
9/7(月)発売『フットボール批評07』では、武藤嘉紀の欧州移籍にあたってFC東京側の交渉窓口となった立石敬之FC東京GMにインタビューしている。この移籍劇の裏側で、どのような交渉が行われていたのか。クラブと選手の利益を一致させるための戦略とは? 一部抜粋して掲載する。
サッカー界には、選手の夢を叶える人物がいる。大物代理人としてら知られるジョルジュ・メンデス氏は、クリスティアーノ・ロナウドやハメス・ロドリゲスらビッグネームを顧客に持ち、数々の大型移籍を実現させてきた。そんなメンデス氏の真実に迫る。