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Jリーグ 8年前

平畠啓史さんが選ぶ、J2前半戦ベストイレブン。芸能界屈指のJリーグ通は誰を選ぶ!?【編集部フォーカス】

シリーズ:FChan TV text by 中山佑輔 photo by Getty Images

DF:岩政大樹(岡山)

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ファジアーノ岡山の岩政大樹(写真は2015シーズンのもの)【写真:Getty Images】

 もうなんて言うんですかね、その存在感。言葉に責任感があるというか。「J1目指すんですよ、プレーオフ目指すんですよ」っていうところに対してのブレがないっていうんですかね。そこの素晴らしさがまずありますね。

 片山選手のロングスローがあるっていうのもあるんですけど、岩政選手がゴール前に向かって走って行ってるときの「キタキタキタ」っていうスタジアムのざわめきと、相手DFの「うわ、来よったな」っていう、あの感じが実にいいなぁっていう。

 コーナーキックとかロングスローのときに、よくセンターバックが上がっていくじゃないですか。そんときに、雰囲気のあるセンターバックと、とりあえず背が高いから上がってきたなっていうセンターバックがいると思うんですけど、岩政選手は「入るんちゃうか」っていう空気を作れる選手ですよね。ちょっと反則スレスレのときもあるけど、それでも「勝ってナンボなんじゃい」っていうところもすごいですね。

 もちろん守備のときは組織で守るんですけど、やっぱり「1対1で勝たなアカンでしょ」っていうのをこの人は実践しているというか。「1対1だろうが1対2だろうが、俺、守ったるわ」っていう感じがいいかなぁと僕は思いますね。

【次ページ】DF:福森晃斗(札幌)
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