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17/18冬の移籍金トップ10。プレミアの勢い健在、ついに実現したビッグディールの数々【編集部フォーカス】

 欧州主要リーグで今季の冬の移籍市場が幕を閉じた。いくつかの国でタイトル争いがほぼ決着しているとも言われる中でも、多くのビッグディールが成立してサッカー界を騒がせた。プレミアリーグの勢いは健在、移籍を望む“問題児”の一悶着から規格外の大型投資もあり、例年以上の盛り上がりを見せたと言えるかもしれない。ロシアや中国、日本などの移籍市場はいまだ締め切られていないが、現時点での2017/18シーズン冬の移籍金トップ10を紹介する。(移籍金は全て選手データベースサイト『transfermarkt』を参照)

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

10位:アーセナル在籍12年。ユニフォームは赤から青へ

ウォルコット
セオ・ウォルコットは長年在籍したアーセナルを去りエバートンへ【写真:Getty Images】

10位:セオ・ウォルコット(28歳/イングランド代表)

アーセナル→エバートン
移籍金:2250万ユーロ(約31億円)

 アーセナル在籍はちょうど12年。サウサンプトンから加入した当時、引く手数多だったセオ・ウォルコットは、とうとう殻を突き破れないまま移籍することとなった。リーグ戦での二桁得点は2度だけ。2012/13シーズンの14得点が最高だった。

 2008/09シーズンから、かつてティエリ・アンリが着けていた背番号「14」を受け継いだ。ウィングではなくストライカーでの起用をを求めたこともあった。昨季も二桁得点を達成したが、今季は出場機会が激減して移籍を決断した。だが新天地では早くも躍動し、リーグ戦2試合で2得点。エバートンで復活を遂げ、イングランド代表としてロシアワールドカップ出場をつかみ取れるか。

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