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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング36~40位。かつては3億円の評価も…2度の海外移籍で価値を落としたのは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

39位:2018年のJリーグ最優秀選手

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【写真:Getty Images】


MF:家長昭博(日本/川崎フロンターレ)
生年月日:1986年6月13日(35歳)
市場価格:120万ユーロ(約1.4億円)
2021リーグ戦成績:37試合8得点4アシスト

 2018年にJリーグ年間最優秀選手賞に輝いた家長昭博は、2004年にガンバ大阪でプロキャリアをスタートさせた。ガンバ大阪では絶対的なポジションを確立するに至らなかったが、期限付き移籍先の大分トリニータ、セレッソ大阪で結果を残し、2010年12月にマジョルカへと完全移籍を果たした。

 しかし、移籍2年目にホアキン・カパロス監督の構想外となるなどスペインでは結果を残せず、公式戦27試合で2ゴール1アシストに留まった。スペインへの移籍が失敗に終わり、やや下降気味だった家長のキャリアが再び上向き始めたのが2014年1月の大宮アルディージャ移籍だ。2016年にはJ1でキャリアハイの11ゴールを決め、クラブ史上最高位の5位フィニッシュの立役者となった。

 2017年1月に川崎フロンターレに移籍して以降も好調を維持し、主力選手として2017年、2018年シーズンのJ1制覇に大きく貢献。6ゴール7アシストを記録した2018年シーズンはJ リーグ年間最優秀選手賞を受賞している。

 この活躍もあり、2019年1月に家長の市場価値は自身最高額となる200万ユーロ(2.4億円)に到達している。しかし、2019年シーズンはまさかの0ゴールに終わり、大きく市場価値が下落。現在は35歳という年齢もあり、短期間で120万ユーロ(約1.4億円)まで下降している。

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