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Jリーグ 2年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング36~40位。かつては3億円の評価も…2度の海外移籍で価値を落としたのは…【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い Jリーガーは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値は11月30日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠


40位:2度に渡る海外移籍も…

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【写真:Getty Images】

FW:宇佐美貴史(日本/ガンバ大阪)
生年月日:1992年5月6日(29歳)
市場価格:120万ユーロ(約1.4億円)
2021リーグ戦成績:38試合6得点3アシスト


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 ジュニアユース時代からガンバ大阪に所属していた宇佐美貴史は2009年、高校2年生次に飛び級でトップチームに昇格。2010年シーズンはJ1で7ゴールを決め、森本貴幸が保持していた高校生Jリーガーのシーズン最多得点記録を更新した。また、この活躍からガンバ大阪の選手史上初めてJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞している。

 ガンバ大阪での活躍が評価され、2011年夏には強豪バイエルンへ買い取りオプション付きの期限付き移籍を果たしている。2011/12シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝では、日本人史上初めてベンチ入りを経験したが、フランク・リベリら強力攻撃陣とのポジション争いに割って入ることができず、シーズンを通して公式戦5試合の出場に留まった。

 ホッフェンハイムを経て2013年夏に古巣ガンバ大阪に復帰するとエースとして大車輪の活躍を披露。2016年夏にアウクスブルクへと完全移籍し、自身2度目となるブンデスリーガ移籍を果たしたが、1部では通算53試合3得点5アシストと満足のいく結果を残せなかった。19年夏に再びガンバ大阪に復帰している。

 2度に渡ってブンデスリーガでプレーしている宇佐美だが、自身の市場価値が最も高騰していたのはJ1でキャリアハイの19ゴールを記録した2015年。250万ユーロ(約3億円)と評価された。しかし、2016年夏に移籍したアウクスブルクで結果を残せなかったことから一時は80万ユーロ(約1億円)まで下落。その後、デュッセルドルフを1部昇格に導いたタイミングで200万ユーロ(約2.4億円)まで評価を高めたが、Jリーグに復帰した現在は120万ユーロ(約1.4億円)の価値となっている。

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