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Jリーグ 2年前

ラストスパートをかけるのは? Jリーグ、夏の戦力アップ度ランキング。補強を総チェック! 終盤に不安を残すチームは…【後編/10~18位】

シリーズ:Jリーグ補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

16位:セレッソ大阪


リーグ戦順位:4位
戦力アップ度:E
主な新加入選手:チャウワット

 序盤こそ勝ち点を落とす試合も多かったが、シーズンが進むとともに成熟度を高めた。7月を無敗で終え、鹿島アントラーズや川崎フロンターレを上回る4位に浮上。YBCルヴァンカップでも4強に入るなど、チーム状況はかなりいい。

 新加入はチャウワットのみで、現有戦力を中心にシーズンを駆け抜けることになる。開幕直前に加わったマテイ・ヨニッチを中心とした堅い守りはチームの武器で、キム・ジンヒョンは相変わらず頼もしい。

 6月に左足リスフラン靱帯を損傷した清武弘嗣の復帰が長引くのは悪いニュースだが、チーム全体でその穴を埋めている。山田寛人、アダム・タガート、加藤陸次樹が夏場に入って調子を上げており、清武不在の6試合すべてでチームは複数得点を奪っている。

 補強による戦力アップは実質ゼロだが、現有戦力でも戦えるという自信と言い換えることもできる。この調子でシーズンを終えることができれば、納得のいく成績を残すことができそうだ。

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