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Jリーグ 2年前

ラストスパートをかけるのは? Jリーグ、夏の戦力アップ度ランキング。補強を総チェック! 終盤に不安を残すチームは…【後編/10~18位】

シリーズ:Jリーグ補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

12位:アビスパ福岡


リーグ戦順位:13位
戦力アップ度:D
主な新加入選手:ジョン・マリ

 8位と健闘した昨季と変わらず、アビスパ福岡は堅守を武器に戦っている。22失点はリーグ最少で、クリーンシート数は11試合を数える。相手に合わせて3バックも使い、ドウグラス・グローリ、奈良竜樹らCB陣の奮闘は称賛に値する。

 リーグ最少失点のディフェンスを持ちながら、残留を確実なものにできていない理由は、やはり得点力の部分に問題があるからだ。無得点で終えた試合は、クリーンシートを上回る12試合を数えている。

 救世主とすべく獲得したのは、昨季在籍したジョン・マリだ。昨季のJ2得点王でもあるルキアンが3得点に留まる状況で、得点力不足解消を託すことになる。新型コロナウイルス陽性者が相次いだことで難しい編成を強いられる時期が続いたが、この困難を乗り越えた先にどのような結果が待ち受けているのだろうか。

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