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Jリーグ 2年前

ラストスパートをかけるのは? Jリーグ、夏の戦力アップ度ランキング。補強を総チェック! 終盤に不安を残すチームは…【後編/10~18位】

シリーズ:Jリーグ補強診断 text by 編集部 photo by Getty Images

15位:柏レイソル


リーグ戦順位:3位
戦力アップ度:E
主な新加入選手:守田達弥

 開幕前の厳しい下馬評を覆し、柏レイソルは首位・横浜F・マリノスを射程圏内に捉えている。連動したプレスから繰り出されるショートカウンターは夏場に入っても落ちず、7月は3試合連続で1-0で勝利を収めるなど、僅差をものにする勝負強さも印象的だ。

 5月以降は20歳の佐々木雅士が正GKを務めており、アル・シャバブ・サウジ(サウジアラビア)に移籍したキム・スンギュの穴を感じさせない活躍を見せる。バックアッパーとして経験豊富な守田達弥をサガン鳥栖から獲得しており、リスクヘッジも万全だ。

 守田以外に新戦力を獲得しなかったのは、現有戦力で十分戦えるという手応えがあるからだろう。細谷真大、森海渡ら成長著しい若手に加え、5月に左膝を負傷したドウグラスも終盤戦には戻ってくる見込み。戦力アップという相対的な評価では低くなるが、現有戦力の充実度は高いため悲観すべきではない。

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