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Jリーグ 1年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手MF市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】

シリーズ:Jリーガー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:脇坂泰斗(川崎フロンターレ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年6月11日
市場価値:120万ユーロ(約1.4億円)
2022リーグ戦成績:32試合5得点10アシスト

 川崎フロンターレのレジェンドといえば、真っ先に中村憲剛の名前が思い浮かぶだろう。中央大学卒業後に川崎Fに加入し、そこから2020シーズンの引退まで同クラブ一筋のキャリアを歩んだ。通算出場数はJ1だけで「471」を数え、クラブだけでなく多くの個人タイトルも手にしてきた。

 そんな偉大すぎる先輩から背番号「14」を継承したのが、脇坂泰斗だ。2018年に阪南大学からユース時代にも過ごした川崎Fに加入すると、2020シーズンより中盤に欠かせない存在となり、J1連覇などに貢献してきた。昨季は横浜F・マリノスに1位の座を明け渡すなどクラブとしては悔しいシーズンとなったが、脇坂はJ1だけでキャリアハイの5得点10アシストを記録。その活躍もあってか、今年1月の更新で市場価値が自己最高額の120万ユーロ(約1.4億円)となった。

 日本代表選出経験もある脇坂の技術力はJリーグトップレベルと言っても過言ではないだろう。奪われないポジショニングとボールの置き所を体得しているため、狭いエリアでも難なくボールキープでき、ファーストタッチで相手のプレスをいなしてしまうことも珍しくない。現在27歳と、まだまだ更なるレベルアップに期待できる。

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