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Jリーグ 1年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手MF市場価値ランキング1~10位【2023年最新版】

シリーズ:Jリーガー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:ディエゴ・ピトゥカ(鹿島アントラーズ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1992年8月15日
市場価値:170万ユーロ(約2億円)
2022リーグ戦成績:28試合1得点2アシスト

 ブラジル生まれのディエゴ・ピトゥカは、長く3部や4部のクラブを渡り歩いてきた苦労人だ。キャリアの転機となったのが2017年のサントス移籍で、当初はリザーブチームでのプレーだったが、そこから這い上がってトップチームでも存在感を放った。そして、2021年に日本屈指の名門鹿島アントラーズに加入。1年目からJリーグ優秀選手に名を連ねた。

 ピトゥカはほぼ左足しか使わないが、その左足の技術がかなり高く、どんなアバウトなボールでもピタッと収めることができる。懐の深いキープ力も見事であり、相手を引きつけてからパスを出すのもお手のものと、中盤で安定感とリズムを生み出すことに長けている。パンチ力と精度の伴ったミドルシュートも見事だ。

 上記のプレースタイルだけ見ると「静的」な印象を受けるが、ピトゥカは機動力もあり、攻守におけるハードワークを怠らない。先日行われた第2節の川崎フロンターレ戦では、両チーム合わせてトップとなる12.271kmの走行距離を記録していた。JリーグのMFで2位となる市場価値を誇るピトゥカは、鹿島のタイトル奪還のカギを握る存在と言ってもいいだろう。

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