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Jリーグ 1年前

「もっと稼がないと」長友佑都が後輩から学んだ姿勢とは?FC東京が徹底したすべきこと【コラム】

シリーズ:コラム text by 藤江直人 photo by Getty Images

「もっと稼がないといけない」2つの理由


【写真:Getty Images】



 25分には左サイドから絶妙のクロスを供給して安部の追加点をアシスト。2-1の勝利に貢献した9歳年下の徳元とは不思議な縁がある。昭和と平成、80年代と90年代の違いこそあるものの、くしくもともに9月12日に生まれている。「いやぁ、もう可愛いですよ」と長友が目を細める。

「昨日もちょっと一緒に鰻を食べに行って。試合後に『鰻を食べた活力で今日のゴールが決まりました。毎回食べに行きましょう』と言われたので。僕ももっと稼がないといけないですね」

 鰻店へ繰り出したのは、長友と徳元を含めて総勢7人。もちろん「僕が一番年上なので」と全員の食事代を支払った長友は、さらに「家族もいるので、ちょっと頑張らないと」と続けた。

 実は「家族も――」の下りには、おめでたい意味が込められていた。夫人でタレントの平愛梨さんが8日に第4子を出産したばかりだったからだ。イタリアで長男、トルコで次男、フランスで三男、そして2月に妊娠を公表していた日本生まれの第4子も男の子、つまり四男となった。

「4人目が無事に生まれたので、今日はお祝いができてよかったです」

 こう言い残して笑顔とともに国立競技場を後にした長友は、直後に自身のSNSを更新。四男を抱いた自らの写真とともに、最愛の家族が増えた喜びをファン・サポーターへ報告している。

 愛梨さんとの連名で、長友はこんなメッセージを投稿している。

「ご報告。この度無事第4子が誕生しました。頑張って愛する子を産んでくれた妻に大きな感謝と尊敬の念を抱きます。これからも素晴らしい家庭を築けるように夫として父親として成長していけるように精進します」(原文ママ)

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