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Jリーグ 11か月前

レンタル移籍はあるか? Jリーグで起用されない若手5人。出場機会に苦しむ若きタレントたち

シリーズ:Jリーグで起用されない若手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

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 明治安田生命J1リーグも折り返し地点が近づいている。骨格が固まりつつあるチームも多い中、出場機会を得られていない選手は第2登録期間(移籍ウインドー)で移籍を考えているかもしれない。今回は、今季のリーグ戦でなかなかプレータイムを獲得できていない若手5人をピックアップして紹介する。


MF:荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)


【写真:Getty Images】

生年月日:2002年1月29日
2023リーグ戦成績:4試合0得点(出場時間177分)
2023ルヴァン杯成績:4試合1得点(出場時間293分)


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 2021年のYBCルヴァンカップニューヒーロー賞に選ばれた荒木遼太郎は、鹿島アントラーズの未来を背負って立つ活躍が期待されたが、翌年以降は不完全燃焼の日々を送る。昨季は腰痛に悩まされ、腰椎椎間板ヘルニアを患ってシーズンの大半を欠場した。9月に復帰を果たしたが、前年のような輝きを見せることはできなかった。

 復活を期す今季もベンチスタートが多く、序列を覆せるような明確な結果は残せていない。4月5日のYBCルヴァンカップでは昨年3月のリーグ戦以来となるゴールを決め、その10日後にはリーグ戦初先発のチャンスを掴んだが、そこから1か月以上、公式戦出場から遠ざかった。24日のルヴァン杯ではセットプレーのキッカーを務めて決勝点を演出し、自身も3本のシュートを記録している。

 ボールを持ったときに脅威になれる荒木の存在は、うまくハマれば鹿島の新たな攻撃のピースになる。来夏に控えるパリ五輪出場を目指すU-22日本代表からも遠ざかっているのが現状だが、ポテンシャルの高さはこの世代では随一。鹿島の背番号10の復活に、多くの人々が期待している。

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