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Jリーグ 10か月前

最高額は誰だ?Jリーグ市場価値ランキング11~15位。鹿島アントラーズMFがランクイン

シリーズ:Jリーガー市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:ペロッチ(FC東京)

FC東京に所属するペロッチ
【写真:Getty Images】


生年月日:1997年11月22日
市場価値:140万ユーロ(約1.96億円)
2023リーグ戦成績:11試合1得点0アシスト

 シャペコエンセの下部組織出身のペロッチは、2017年に19歳でトップチームデビューを飾った。2018年夏からポルトガルのナシオナルへレンタル移籍に出された同選手は、2020年夏に復帰すると出場機会を確保している。セリエA(ブラジル1部)で戦った2021シーズンは主に途中出場だったが、セリエB(ブラジル2部)に降格した2022シーズンには定位置を掴み、公式戦39試合で11得点を記録した。

 身長186cmを誇るペロッチは、空中戦で圧倒的な強さを発揮する。最前線でターゲットとなることはもちろんだが、バイタルエリアでパスを受けてサイドに捌くプレーやタッチライン際まで開いて時間を作るプレーで攻撃に関与することができる選手だ。また、前線で積極的にプレスをかけてボールを奪うなど、守備でもハードワークできる点もこの男の魅力だ。

 シャペコエンセでの活躍により、ペロッチは2021年12月に自己最高の市場価値となる180万ユーロ(約2.5億円)を記録した。しかし、FC東京では定位置を掴むことができておらず、J1リーグ戦でスタメン出場したのは第12節の北海道コンサドーレ札幌戦のみ。11試合1得点という結果に留まり、2023年6月時点では140万ユーロ(約1.96億円)に下落している。このままJ1の舞台で活躍することができなければ、市場価値はさらに下落することになるだろう。

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