6位：吉田麻也（背番号22）

生年月日：1988年8月24日
日本代表成績：126試合12得点2アシスト
ブラジルワールドカップ成績：3試合0得点0アシスト
市場価値：450万ユーロ（約6億3000万円）
所属クラブ：サウサンプトン

　日本代表歴代3位となる126試合に出場している吉田麻也は、2010年1月に行われたAFCアジアカップ2011 カタール予選のイエメン代表戦でデビューを飾った。しかし、その直後に左足を疲労骨折してしまい、南アフリカワールドカップ出場のチャンスを逃してしまった。

　それから4年。VVVフェンロとサウサンプトンで見事なパフォーマンスを披露した吉田はアルベルト・ザッケローニ監督の下でCBの一角として不動の地位を確立し、ブラジルW杯への切符を掴んだ。　

　だが、グループリーグ全3試合にフル出場するも、第1節のコートジボワール代表戦では自陣左サイドからの攻撃を防ぐことができず、クロス→ヘディングという同じ形で2失点を喫してしまった。さらに、第3節のコロンビア代表戦では後半頭からピッチに入ったハメス・ロドリゲスに翻弄されてしまい、大量4失点を招いている。

　自身初のW杯はかなり苦い思い出となってしまったが、この経験がその後の吉田の成長の糧となったはずだ。ブラジルＷ杯後も日本代表に欠かせない存在として最終ラインに君臨した同選手はサウサンプトンで評価を高め、2018年1月に自己最高の市場価値となる700万ユーロ（約9億8000万円）を記録している。