フットボールチャンネル

Jリーグ 9か月前

最高額の11人は? Jリーグ市場価値ベストイレブン。個性豊かな“最強”の布陣は…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

SB:山根視来

山根視来
【写真:Getty Images】

所属クラブ:川崎フロンターレ
生年月日:1993年12月22日
今季リーグ戦成績:24試合2得点
市場価値:160万ユーロ(約2.2億円)

 川崎の山根は、3年連続でベストイレブンに輝き、昨年はFIFAワールドカップにも出場している。武器は豊富な運動量とインテンシティの高さ。DFでありながら積極的に攻撃に関わるプレースタイルでフィニッシュに絡むのも持ち味だ。

 攻撃では1試合平均敵陣パス数がリーグ4位の32.2、1試合平均チャンスクリエイト数が1.4とDFらしからぬ数字を残している。狭いエリアでも突破できるスキルの高さで攻撃のチャンスを生み出してきた。

 守備ではタックル成功率が68.7%と高い数値を残しているのが特徴。対人守備の粘り強さも武器の一つで、今年7月15日の横浜F・マリノス戦ではピンチの芽を摘むボール奪取を連発して勝利に貢献。またタイミング抜群のインターセプト、身体を張ったシュートブロックでピンチを救ってきた選手だ。

SB:永戸勝也

永戸勝也
【写真:Getty Images】

所属クラブ:横浜F・マリノス
生年月日:1995年1月15日
今季リーグ戦成績:20試合1得点
市場価値:100万ユーロ(約1.4億円)

 法政大学からベガルタ仙台に加入した永戸勝也は、2019年に10アシストを記録した。昨季は横浜F・マリノスに加入し、今季は開幕から左サイドバックの地位を不動のものとしている。

 永戸の武器は左足から繰り出される精度の高いキック。5月20日に行われたガンバ大阪との一戦では直接FKからゴールを決めてその能力の高さを見せた。また1試合平均クロス数が2.1と攻撃面でも存在感を見せている。

 ディフェンスでも貢献度が高い。特に空中戦の勝率が63.5%と、173cmの小柄な身長とは思えない高数値を残している。他にもシュートブロック数やデュエル勝利数でも高い数値を残しており、マリノスの最終ラインを支えている選手の一人だ。

1 2 3 4 5 6

KANZENからのお知らせ

scroll top