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Jリーグ 9か月前

最高額の11人は? Jリーグ市場価値ベストイレブン。個性豊かな“最強”の布陣は…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:武藤嘉紀

武藤嘉紀
【写真:Getty Images】

所属クラブ:ヴィッセル神戸
生年月日:1992年7月15日
今季リーグ戦成績:24試合8得点
市場価値:180万ユーロ(約2.5億円)

 2021年ヴィッセル神戸に加入した武藤嘉紀は、体の強さがあり、シュートの振り抜きも鋭いストライカーだ。運動量と空中戦の強さも併せ持っている。

 高い身体能力を生かしたパワフルなプレースタイルで2023シーズンはここまで8得点と活躍。利き足以外でも得点が取ることができ、ストライカーとしてスキルが高い。9アシストはリーグ2位となっており、1試合平均チャンスクリエイト数は1.9と得点以外の能力でも高い数値を示している。また左右どちらのサイドもこなせるユーティリティ性が魅力の一つだ。

 守備にも献身的で、今季はタックル成功率が71.4%、空中戦勝率66.7%と貢献度は高い。ハードワークに加えて、ドリブルの推進力・打開力もあり、相手から見ると脅威であろう。

FW:鈴木優磨

鈴木優磨
【写真:Getty Images】

所属クラブ:鹿島アントラーズ
生年月日:1996年4月26日
今季リーグ戦成績:23試合10得点
市場価値:200万ユーロ(約2.8億円)

 鈴木優磨は2022年にベルギーから鹿島アントラーズに復帰したストライカー。今季は10得点とチームの攻撃を牽引している。

 持ち味は得点数がリーグ2位の6というヘディングでのゴールだ。滞空時間が長く、ゴールへ飛び込んでくるタイミングの良さとミートの正確さが武器だ。また今季はシュート決定率22.2%と高い数値を出している。

 シュート以外の部分でも能力も伸ばしている。昨季はラストパスの数が39本でリーグ2位。今季は5アシストを記録しており、ゴール関与率が45%と得点以外の部分も数値も高くなってきた。周りの選手を生かす力が伸びており、ストライカーとして輝きが増している。

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